最近、住宅ローン金利のニュースを目にする機会が増えました。
「変動金利が上がるらしい」
「固定金利の方が安心らしい」
「今のうちに家を買った方がいいのかな」
そんな情報を見るたびに、不安になる方も多いのではないでしょうか。
実際、住宅購入の相談を受けていると、
「変動と固定、どちらが正解ですか?」
という質問をよくいただきます。
でも実は、その質問の裏には別の悩みが隠れていることが少なくありません。
本当に怖いのは金利ではない
変動金利が良いのか、固定金利が良いのか。
その答えは誰にも分かりません。
なぜなら、将来の金利を正確に予測できる人はいないからです。
ニュースや専門家の意見を見ていると、「これから上がる」「いや、まだ大丈夫」と様々な情報が出てきます。
けれども、それはあくまで予想です。
住宅ローンを検討している方が本当に知りたいのは、金利の未来ではありません。
「金利が上昇したとしても、自分たちの家計は大丈夫なのか」
ということではないでしょうか。
人は答えが欲しくなる
住宅購入は人生でもっとも高額な買い物の一つです。
だからこそ失敗したくありません。
すると私たちは、
「変動と固定、どちらが正解なのか」
という答えを探し始めます。
しかし残念ながら、住宅購入には絶対の正解がありません。
正解探しを続けるほど、
SNSを見て不安になる。
YouTubeを見て迷う。
専門家ごとに言うことが違う。
そんな状態に陥ってしまいます。
実際には、情報が足りないのではなく、情報が多すぎて迷っているケースも少なくありません。
大切なのは予想ではなく準備
では、どう考えればよいのでしょうか。
私がお客様と住宅購入の相談をするときは、
「金利がどうなると思いますか?」
ではなく、
「もし金利が上がったら家計はどうなりますか?」
という視点で一緒に考えます。
例えば、現在の返済額だけではなく、
将来、金利が上昇した場合。
教育費が増えた場合。
どちらかが働き方を変えた場合。
そんな未来も含めて確認していきます。
住宅購入で大切なのは未来を当てることではありません。
未来が想定と違っても大丈夫な状態を作ることです。
オススメする想定の金利
ちなみに、どこまで金利が上がるのかを考えるとき、
現実的に想定できる上限に近い数字として
「金利3%になったらどうなるか」
を確認するようオススメしております。
仮に金利が3%まで上がってたとしても、
・教育費を払いながら生活できるのか
・老後資金を積み立てられるのか。
・家族旅行を楽しめるのか。
そこまで確認して黒字を維持できることが分かれば、確かな安心材料となりますよね。
最後に
住宅購入で後悔する人は、金利予想を外した人ではありません。
自分たちの家計を確認しないまま予算を決めてしまい、返済することができなくなった人です。
「この借入額で本当に大丈夫なのかな」
「金利が上がったらどうしよう」
その不安はネット検索を続けても解消されないかもしれません。
必要なのは、正解を探すことではなく、
自分たちの数字を確認すること、ご家族が安心して暮らせる予算を見つけること
ではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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